先日、「時間革命 1秒も無駄に生きるな」を書評しましたが、実は本屋さんでもう一冊購入していた本があります。
「あり金は全部使え。 貯めるバカほど貧しくなる。」 【著者 ・堀江貴文】
こちらの書籍は、お金に関して自身の思考を変えたい方や「時間・お金」で培える知識や経験を備えておきたい方などに向いていると思います。
ただ本書や「時間革命 1秒も無駄に生きるな」に書いてある事を全て鵜呑みにするのは、危険だと個人的には感じます。その点も踏まえて今回の書籍を読んだ上で思った事を書いていきたいと思います。
アリとキリギリスのお話。
筆者は冒頭で「アリとキリギリス」の物語を例に上げているのですが、アリはコツコツと働き、蓄えをしていたがキリギリスは蓄えをせず遊び呆けていたので飢えてしまうというお話です。
このお話を現代に当てはめると真逆の事が言えるのでは?と筆者は考えています。キリギリスのように今を楽しんで生きている事が今では仕事になりお金を生むという事だと思います。
もちろんそういう時代になった事は間違いではないと思います。ただ、あり金をむやみに使うのではなく使おうとしているお金がどう自分に知識や経験などと結び付き経験値となるかは考えるべきだと感じます。
ブレーキを壊せ。
AIなどテクノロジーの進化により、人が労働で行っていた事が機械に移り変ろうとしている現在を踏まえて、「遊びが仕事になる。」と筆者は発信している。
ただ周囲に止められて諦めてしまう人や本業に追われてやめてしまう等、自分自身にブレーキをかけている方が少なからず居る事を懸念している。
私自身、この書籍の言葉を借りるとすれば「ブレーキを壊した側」の人間になるが、必ずしもブレーキを壊す事が良いとも限らないのでは?と思う事も少なからずある。
ブレーキを壊さずとも今現在の環境に満足し、幸せであるならばそれはその人にとっては幸せなのではないかと思う。
ただ現状に満足しておらず、ストレスを感じているのであれば最初は副業として「二足のわらじ」で頑張って行く事はオススメかと思います。
現に私自身も本業と副業で現在生計を立てているので、やり方としては先ず二本柱で進めるのは大いにアリだと感じます。
思考の筋トレを怠るな。
この書籍の中で、個人的に1番重要な所かなと感じましたが、「思考の筋トレ」。これだけ情報過多な現代で、入れ替わりも激しい中で情報を受け取って行くと大切な情報や間違った情報などが混在し、取捨選択をしっかりとしなければならない。
情報を受け取る側としても、思考停止にならないよう日々「思考の筋トレ」はするべきだと感じます。
良い情報をしっかりとキャッチし逃さないように今からしっかり準備して行きたいものです。
まだまだ本書には様々な興味深い話やおもしろい話がありますので気になられた方は是非一度ご覧になってください。
下記にリンク貼っておきます。
以上
ヤスフサ(@yasuhusa4)でした。